工房より

書籍「手としての布 – 私たちのタオル -」

昨年11月の展示会「白、と布」に合わせ、書籍「手としての布 -私たちのタオル-」を出版いたしました。

生活の基礎をしめす「衣食住」の筆頭である「衣」。

そして、私たちは、どうしてこんなに糸や布に惹かれるのか。

糸を紡ぎ布を織ることは私たちの根源的ななにかとつながっているのではないか。

そう思えばこそ、手紡ぎの会をつづけてきました。

奈良 木綿手紡ぎの会のメンバー20人のタオルを通して、そのあたりについて感じ取ってもらえる本になったと思います。そして、望む方はどなたでも綿花から自分自身の手で布を作ることができることをご紹介しています。時間はたいへんかかりますが、飽くことなく自分の手を動かすことでようやく得られるもの、それが布だという原点に触れてみませんか。

 


「手としての布 ー 私たちのタオル ー」

サイズ:210×150mm(A5変形)
頁数:72
タイプ:並製本、カバーあり
言語:日本語、英語
発行:奈良 木綿手紡ぎの会
発行日:2022年11月13日
価格:2500円+税

ご購入希望の方には工房よりお送りさせていただきます。

メールにて、お名前、住所、郵便番号と希望冊数をお知らせください。

mail: nuno@tsuchiya-orimono.com

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も真面目に楽しく、

わたや糸や布や土とともに暮らしたいと思います。

 

 

 

白、と布 

 

つちや織物所のもうひとつの活動「奈良 木綿手紡ぎの会」の展示会を開催いたします。

人はこの世に生まれてからほとんどの時間、何かしらの布を身につけています。その布はどこでどのように、どんな材料からつくられているのでしょう?

自らの手による布づくりについてご紹介する書籍「手としての布 私たちのタオル」の刊行に合わせ、関連する作品や道具を展示する会を開きます。あわせて、手紡ぎ木綿糸からつくるタオルやアームウォーマーなど日常使いの品の展示販売もおこないます。

糸紡ぎのワークショップやお話会も予定しています。詳しくはInstagram @shiro_to_nuno もご覧ください。

奈良 木綿手紡ぎの会「白、と布」

日時 2022年11月13日(日)〜15日(火)10時→16時

場所 Okuyama Haruhi photo studio
   奈良市鳴川町19 2F (七福食堂の2Fです)

糸紡ぎのワークショップ
11月14日(月) 13時〜 14時半〜
11月15日(火) 13時〜 14時半〜
各回3名、参加費1000円、 要予約

ご予約・お問合せ 
      nuno@tsuchiya-orimono.com
       0742-81-4702| 090-9704-7015(会期中)

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