奈良 木綿手紡ぎの会
奈良 木綿手紡ぎの会
畑から綿を収穫し、糸を紡いで、布に織る
食べ物と同じように身近で得られる材料から布を作りたい。
その気持ちから奈良の風土に合う木綿を選び、
綿花を栽培し手紡ぎ手織りで布を作っています。
自家用の衣服のための布を作ることが目標の一つ。
そしてもう一つの目標は、製品に仕上げて世に送り出すことです。
何でもすぐに手に入る現代としては途方もない道のりですが、
手紡ぎ手織りの布の風合いは他には代えられません。
糸紡ぎは仕事そのものの快さもあり、
時には心の落ち着きを取り戻す時間にもなるでしょう。
上達に向けて努力したり、仲間と一緒に紡ぐことも喜びとなります。
時間がかかり過ぎるという理由で、日本では次々と手放してきたこの手仕事ですが、
だから今、新鮮に出会うことができます。
ひとりひとりの楽しみに始まり、その延長には現代の用にかなう製品作りがある。
奈良の生きた営みにしていきたいと思います。
土屋美恵子
木綿手紡ぎの会について
綿を育て、糸を紡ぎ機織りし、自分や家族の衣服にする布を作ることを目標に、
<紡ぎの会>、<染織りの会>を開催しています。
<紡ぎの会>
木綿の糸紡ぎを習得するための時間です。紡ぎに慣れてきたら「タオル」を織ります。
- [日時]1期6回、各日9:30〜16:30(昼食持参)
月曜コース、金曜コースのいずれかを選んでください。 - [講師]余語規子
- [入会金]15,000円
- [参加費]10,000円(各期6日)
- [定員]各クラス11名
- *毎回はじめの1時間は奈良綿の選別・綿繰りをします。
- *止むを得ず欠席の場合は別日程に振り替え可能です。
- *木綿の糸紡ぎをある程度習得して<紡ぎの会>を修了する目安は1〜2年間です。
- *5月〜9月は綿畑での作業を行う日もあります。
[令和5年度 日程]
月曜コース
1期 | 4/3, 4/17, 5/8, 5/22, 6/5, 6/19 |
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2期 | 7/3, 7/24, 8/7, 8/28, 9/4, 9/25 |
3期 | 10/16, 10/23, 11/6, 11/20, 12/4, 12/18 |
4期 | 1/15, 1/22, 2/5, 2/19, 3/4, 3/18 |
金曜コース
1期 | 4/7, 4/21, 5/12, 5/19, 6/9, 6/23 |
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2期 | 7/7, 7/21, 8/4, 8/18, 9/8, 9/22 |
3期 | 10/6, 10/20, 11/10, 11/24, 12/8, 12/22 |
4期 | 1/12, 1/26, 2/2, 2/16, 3/8, 3/22 |
<染織りの会>
植物染めと 機織りの技法を学びます。
まず基本的な一連の作業を経験し、その後は各自の織りたい色柄で織り、
繰り返すことで身につけていきます。
織ることで自作の手紡ぎ糸の課題がわかり、糸の向上にもつながります。
- [日時]3ヶ月10回、火曜日、各日9:30〜16:30(昼食持参)
- [講師]土屋美恵子 他
- [参加費]10回 50,000円(糊、染材料、糸代 別途要)
- [定員]6名
- *<紡ぎの会>修了者が対象です。
<場所>
〒631-0803 奈良市山陵町652-6
(→Google Map)
*近鉄京都線「平城」駅東南出口より徒歩7分
*車も駐車できますが、途中、道の狭いところがありますので気をつけてお越しください。
<お申し込み>
お名前、ご住所、電話番号、ご希望の曜日を明記の上、メールでお願いいたします。
お電話でも承ります。お問い合わせもこちらにお寄せください。
- [MAIL]nuno@tsuchiya-orimono.com
- [TEL]0742-81-4702
<棉畑ボランティア募集>
年間を通じて畑作業のお手伝いをしていただける方を随時募集しています。
興味のある方はつちや織物所までご連絡のうえ、まず一度、見学を兼ねてご参加ください。
- [日時]毎週木曜日の3時間ほど。時間は季節により変わります。
- [場所]奈良市山陵町の棉畑
- [持ち物・服装]長袖長ズボン、長靴やスニーカー、軍手、飲料水、カップ